「彼女」にもサイン、コサイン、タンジェントが大事

ツイッター(@maomao3333の紹介)で、このつぶやきを見て、鹿児島県知事(伊藤祐一郎)の「口が滑った」発言を知りました。

どういうことかと思い、調べたくなりました。 たくさんの記事を見つけてざっとが読みましたが(下の関連記事を参照)、その中で次の記事が一番参考になりました。 乙武洋匡氏 鹿児島県知事の女性蔑視発言に不快感「時代錯誤も甚だしい」 

…伊藤知事は「女性委員に怒られるけど」と前置きした上で、「高校教育で女の子に(三角関数の)サイン、コサイン、タンジェントを教えて何になるのか」「社会の事象とか、植物の花とか草の名前を教えた方がいい」との見方を示したというのだ。

男女平等に反する伊藤知事の発言については、早速批判が出ているが、伊藤知事は「女性にとっては、サイン、コサイン、タンジェントよりも世の中の草花の方が将来、人生設計において有益かもしれないというメッセージだ」と、釈明しているようだ。

話題のツイート

私は三人娘のパパ(father of 3 daughters)でもあり、三姉妹の兄弟(brother of 3 sisters)でもあるので、「女性蔑視発言」に対しては、you might say that I’m a bit thin-skinned(日本語で「皮膚が薄い」と言ったら通じますか。敏感である、あるいは敏感すぎるということになると思います)。

しかし、それと同時に、こういうことを平気で言うおじさん・おじいさんは、日本でもアメリカでもた〜くさん知っています。親戚の中にもいるし、教会の中にもいます(皆さんもそうじゃないですか)。

ということで、こういう発言を聞くと、特に知らない政治家ですと、頭に来て、「なんだこの人!やめてもらいたい!」という憤りを感じると同時に、好きな親戚のおっさんなど何人かの顔が浮かんできて、(少しむなしい気持ちだけど)「この年齢の男は仕方がないかなぁ〜」と諦めて許してあげたい気持ちが湧いてきてしまいます。

許しは良いことです。真に悔い改める人はもちろんのこと、時には悔い改めない人でも許す必要があると思います。そうしないと、結局損してしまうのはbitterな人間になっている自分だけかもしれません。

しかし。その人を許すとしても、その考え方を安易に許したくない、慣れてしまいたくない、受け入れたくないのです。そのおっさんたちとの付き合いが少し気まずくなるかも知れません。しかし、娘、姪っ子 、姉、妹、妻、母 … 彼女たちのことを考えると、やっぱり、憤りを覚えます。

女性のpotential・可能性を狭めようとする男がいる限り、ウィルスのように、その思想は彼女たちのセルフ・イメージに害を与え、彼女たちの力やpotentialを制限してしまう毒的な可能性が高いのです。特に、その「男」が尊敬すべき人(父、兄、弟、祖父、叔父、先生、選手、俳優、政治家、牧師 … 自分)である時は、そのダメージの可能性が大きくて、やっぱり、見過ごしてはいけないと思います。

「では、どうしたらいいですか」と言われたら、正直言って、分かりません。ケースバイケースだと思います。しかし、権威ある立場に立っている男たちを弁護し、気を使う必要はないと思います。どうせ彼らはすぐに立ち直ります。何もなかったかのように。

しかし、気がつかない間に、皆さんの大事な「彼女たち」は、どんどんそういった愚かな「時代錯誤」の考え方に感染(infect)されてしまい、自分自身の価値や可能性を過小評価してしまうことになるでしょう。

関連記事

このポストもご覧ください

教育における男女の性差: 氏か育ちか

「女の子のようにやってください」と言われたら、小さい女の子と思春期に達した女の子の答えがこんなに違った

スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。